ものわすれ外来

ご相談の多い症状・お悩み

こんな経験、ありませんか?

ものわすれ外来|盛岡市で認知症のご相談は、まさと脳神経内科クリニック

  • 人の名前や物の名前が思い出せない。
  • 物を置き忘れる、しまい忘れてしまうことが増えた。
  • 一度聞いたことを、何度も繰り返し確認してしまう。
  • 作業の途中で、そのまま放置してしまう。
  • 食事したことを忘れてしまう。
  • 外出して帰り道が分からなくなる。
  • 適切な判断ができなくなってきた。

こうした行動・言動・症状が目立つようになってきたら、認知症の初期症状を疑います。

認知症は本人自身に自覚がない症状も多く「歳のせいだな」と軽視してしまう方も多いです。

周りの人にこのような症状の指摘を受けることが多くなったら、一度、専門医の検査を受けることをお勧めいたします。

早期発見・早期治療には認知症検査へ

認知症の検査・相談|盛岡市で認知症のご相談は、まさと脳神経内科クリニック日頃から定期的な認知症検査を行うことで早期発見・早期治療を行うことができます。

そのためには「軽度認知障害の段階での発見」が重要です。

早期に治療を開始することで、認知症の発症を未然に防いだり、遅らせたりすることができます。

QOL(生活の質)や健康状態を長く維持できるように、病気と向き合っていきましょう。

ご家族の方へ

認知症の症状(初期症状)の一例として、

  • すぐに怒ったりする。
  • 突然落ち込んだり、はしゃいだりする。
  • 何事に対しても、意欲が薄れてきた。

など、一見、認知症とは関係のないような行動・言動が見られることもあります。

こうした症状に気づかれたご家族は、感情的に接しないように配慮をお願いします。

一度検査をして、異常がなければそれに越したことはありません。

自然な形で専門医の受診をすすめていただけると幸いです。

認知症の種類(代表疾患)

認知症の種類|盛岡市のまさと脳神経内科クリニック認知症は原因の違いによっていくつかの種類に分けられます。

主なものに、

  • アルツハイマー型認知症
  • 脳血管型認知症
  • レビー小体型認知症
  • 前頭側頭型認知症

があげられます。

このうち「アルツハイマー型」と「脳血管型」の2つで認知症全体の約80%を占めるといわれています。

アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症|盛岡市のまさと脳神経内科クリニック認知症のなかでももっとも一般的な「アルツハイマー型」。

この疾患を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

アルツハイマー型は女性のほうが罹りやすいといわれています。

原因

脳の中で「記憶の形成」を担う海馬(かいば)と呼ばれる器官に障害が起こります。

神経細胞死による萎縮が徐々に進行し、最終的には脳全体に広がっていきます。

症状

アルツハイマー型認知症の主な症状として、以下のようなものがあげられます。

  • 激しい物忘れがある。
  • 人や物の名前を忘れやすくなる。
  • 人や物の名前を間違えやすくなる。
  • 今いる場所や時間がわからなくなる。
  • 何度も同じ言動を繰り返す。
  • 徘徊するようになる。

進行に伴って、徐々に認知障害が低下していきます。

脳血管型認知症

脳血管型認知症|盛岡市のまさと脳神経内科クリニック脳内の血管障害(脳出血や脳梗塞など)によって起こる認知症です。

損傷した脳の部位によって、機能障害の現れ方が異なります。

原因
  • 脳出血
  • 脳梗塞
  • くも膜下出血

などによる血行障害(脳の血管が破れたり詰まったりする)が起こることで発症します。

症状
  • 激しい物忘れがある。
  • 人や物の名前を忘れやすくなる。
  • 人や物の名前を間違えやすくなる。
  • 今いる場所や時間がわからなくなる
  • 運動障害、知覚麻痺、言語障害などが見られる。
  • 思うように行動できなくなる。
    → 例:計画性がなくなる、計画通り実行できない、など
  • 喜怒哀楽の起伏が激しくなる。

脳血管障害が起こるごとに認知機能が階段状に低下します。

レビー小体型認知症

レビー小体型認知症|盛岡市のまさと脳神経内科クリニックレビー小体型認知症は、患者さんによって症状の現れ方が異なる認知症です。

高齢の方(75~80歳くらいの方)に多く認められます。

また時間帯や日によって症状が変動することも多く、診断しにくい病気でもあります。

原因

    脳の神経細胞の中に「レビー小体」と呼ばれる異常なたんぱく質の塊がみられます。

    このレビー小体が大脳に広くに現れると、その結果、認知症になります。

    症状
    • 実際にはいない人が見える。(幻視)
    • 異常言動などの症状が目立つ。
      → 例:眠っている間に怒鳴ったり、奇声をあげたりする。
    • パーキンソン症状が起こる。
      → 例:手足が震える、小刻みに歩くなど。

    頭がボーッとしたり、はっきりしたりと、日によって容態が変わるのも特徴の1つとしてあげられます。

    前頭側頭型認知症

    前頭側頭型認知症|盛岡市のまさと脳神経内科クリニックほかの認知症と比べても、若年で発病することが多いとされている認知症です。

    原因

      主に思考や判断し行動する機能を司る「前頭葉」、聴覚や記憶を司る「側頭葉」の神経細胞が徐々に壊れていることで、様々な症状が表れる認知症です。

      詳しい原因は明確にわかってはいません。

      初期症状
      • 性格変化
        → 例:他人に配慮することができない。
      • 行動異常
        → 例:周りの状況にかかわらず自分勝手な行動をとってしまう。

      など、病気の始まりから終わりまで「物忘れではない」言動・行動が起こります。

      その特徴によって、「性格が変わっただけ」と誤解を受けて、病気の発見が遅れてしまう傾向にあります。

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